親子でこの時期にしかできないかけがえのない体験を
28年度に完成した園舎。1階はこども園の0~2歳の子どもたちの部屋。
子どもたちは自由に好きな作品制作中。「園長先生見て見て!」
日々の園での様子を撮影し、コメントとともに定期的に掲示。様子がよくわかる!と好評です。
わくわくするような新園舎
平成27年度から「ながいけ認定こども園」としてスタートした同園。以前からどろんこ遊びや裸足で園庭を元気に走り回るなど、遊び・体験を重視している印象の幼稚園でした。
その理念は引き継ぎつつ、園舎も28年度にリニューアル。自然木をベースにした開放的な教室は、子どもたちがわくわくするような仕掛けがあります。窓際には小上がりのような畳スペースがあり、隣の部屋とつながっていて子どもたちが行ったり来たり。
常に縦割り保育で子どもたちが成長
そして平成28年度から学年ごとのクラス編成ではなく、常に縦割り(異学年)のクラス『ファミリー』制度を導入されました。
保育室では3歳~5歳が一緒に過ごすそうですが「小さな子たちは上の学年の子どもたちにあこがれを持ち、上の子たちはとってもよく下の子たちの面倒をみてくれますよ。一緒に遊ぶことで思いやりが育まれます」と園長先生。時に異学年で行動する縦割り保育を導入されている園も多いですが、日常のクラスそのものを縦割りにしているのは「おそらく大阪では初めて」とのこと。
学年ごとでしかできない活動もあるので、学年ごとのクラスもあり、子どもたちはファミリーとクラスの2つに所属している形になるそうです。
「子どもは『生活』を通して、そして子ども同士の関わりの中で育ちます。イベントや大きな行事で育つ部分もあるかもしれませんが、毎日の生活の体験が重要」だと言います。
親としての学びもたくさん経験できる園
また、「共育」という言葉を掲げる同園。「子どもを預かるだけの施設ではなく『親子で育つ園』なんです。
子どもを中心に、私たち保育者も保護者もともに育っていくことを目指しています」と園長先生。「思春期の問題は幼児期の親子関係が大きく影響します。親子で身体をつかって楽しく遊んだ経験をたくさんして子どもとしっかりつながってほしいですね」とも。
親子でさまざまな経験を楽しみながら、通える園です。
園長先生からひとこと
これからの時代を生きていく子どもたちには、自分自身でいろいろなことに興味を持ち、考えたり工夫したり協力し合いながら動ける人になってほしいと思っています。
動植物と触れ合う機会をたくさん用意することで様々な感覚が育ち、友だちとの関わりのなかで人との関わり方を学んでいます。アウトドアイベントには卒園生もたくさん参加してくれていますよ。
保護者の声
アウトドアや園行事など親も積極的に参加できるため、子どものさまざまな面を知ることができるところ。親も育つという共育という考えのもと親自身が考える機会が多くありがたいです。
川が流れていて、実のなる木がたくさんあり、動物とも触れ合える自然たっぷりの環境の中で、のびのびと遊びを中心に園生活を送れるところ。 先生も子どもとしっかり向き合って、子ども目線で接してくれるところもすごいと思います。
住所 | 大阪市阿倍野区阪南町 5-2-26 |
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TEL | 06-6622-3444 |
HP | http://www.nagaike-k.ed.jp/ |
その他 |