脳と心を育て「考える力」が育つ場所
まずは宿題を終わらせます。宿題後の活動が楽しみなのでびっくりするほどの集中力だそう。
味付けや切り方の失敗もありますが、その失敗から考えたり学ぶことが大事。
メニューや手順も事前に「まなっぷノート」に記録し、栄養素なども学ぶので、例えば外食時に「野菜が少ないからこれを足そうかな」と判断できるようになるそうです。
子どもたちの「学びたい」を遊びの中から引き出す
対象エリア:阿倍野区内
小学生のための「kids clubまなっぷ」は毎週月曜日に開催されています。学校から直接やってくる子どもも多く、まずは宿題を終わらせます。その後、食育の日は調理に取り組み、脳育の日は脳トレをします。
スタッフはそれぞれ幼児教育や食の専門家。「大事にしているのは『脳育・食育・心育』の3つ。この3つがしっかりと身につけば、1人で立って生きていける大人に育つと思っています」と代表の木本さん。
「小学校にディベートの時間が入ってきているように、人の話を聞き、じっくりと考え自分の意見を言える、というのはとても必要な力。心に浮かんだ感情を言葉にすることを、さまざまなカードゲームや工作を通じて経験し、またスピーチの時間も設けています」と脳トレの様子を教えてくれました。海外のボードゲームなども、子どもたちがオリジナルルールを考えて遊ぶことも。スタッフは知育教師として遊びと学びの教室を主宰しており、子どものアイデアを引き出し、深みのある遊びが展開されます。
自分で料理ができる子どもたちを育てる「食育日」
月に1~2回の「食育日」では、栄養士と調理師であるスタッフ2名が子どもたちと料理をします(ほとんど手は出さずアドバイスをするだけなんだそうですよ~)。「1学期はカレーを何度か作ったのですが、涙が出ない玉ねぎの切り方が子どもたちの中で話題に。いろんな方法を調べてやってみてその結果を実感していましたよ」とのこと。
また家族からは「小2の息子がシチューを作ってくれた」「買い物から自分でやってくれた」との声が寄せられます。お米をはかって研ぐ、炊飯器の使い方も半年もすれば慣れたもの。学期の最後には、子どもたちが作った料理を保護者に食べてもらう「ご招待の日」もあり、子どもたちは日頃の成果を発揮します。
時には阿倍野高校家庭科部の生徒たちも時折ボランティアスタッフとして参加しています。
活動を通じて培われるコミュニケーションの力
脳育や食育を通じて、知らずに鍛えられるのがコミュニケーション能力。みんなでいろんな遊びや課題に取り組む中で、わからないときはわからないと伝えること、叱られたときにもその理由や気持ちをしっかりと考えられるように。友だちや関わる大人の思いを考え、それぞれが納得するような解決策を子どもたち自身が考えていく経験により、大きく成長していきます。
概要
参加費 | 食育日2,700円(夕食付) 脳育日1,700円(おやつ付) ※いずれも保険・食事・会場費込 ※yucoco会員は、食育日2,500円、脳育日1,500円 |
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対象 | 小学1~6年生 |
開催日・時間 | 毎週月曜日 15:00~18:00 ※脳育の日と食育の日があり、食育日は月に1~2回(脳育の日はおやつ付き) |
住所 | 阿倍野区阪南町2-7-12 |
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TEL | 090-9887-5492 |
HP | https://www.facebook.com/NPO法人-yucoco-まなっぷ-400218237181861/ |
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