子どもと一緒にスキンケア商品の開発現場を見学に行ってきました。
ママやベビーのためのスキンケア商品を開発されている(株)日本免疫粧研さんとご縁をいただき、ままちっちスタッフで新大阪にある本社を訪ね、子連れ社会見学、行ってきました。
「へぇ~」「ほぉ~」の連続
まずは、研究員の方から免疫のことや化粧品について教えていただきました。約40年間化粧品の開発をされてきた研究員の方の話しは、いろいろと目からうろこ! 技術者や専門家が見るホームページを教えてもらったり、成分表をみながら解説してもらったり。
私たちが日ごろ使用している化粧品も持参して、成分表を見ながら解説もしていただきましたが、イメージのとても良い会社の化粧品の中身が実は…なんてこともあり、驚きの連続でした。
多くの学びを得て…
顔には約1兆個、体内には数10兆個の細菌が存在し共生している、ということも聞き、「菌とどう共生するか」が大事で現在は除菌が行き過ぎているのかなぁとも。また、「40年前に比べて現代の女性の肌のほうが薄くなっている印象があります」とのこと。これは昔より住環境が清潔になっていることが大きいそうです。また肌が荒れている人にとって刺激が強い(痛いと感じる)成分を教えていただいたり、香料とアロマの違いや特徴など、本当に学ぶことが多いなぁと感じました。子どもや自分自身の経験から、スタッフからは次々に質問もさせていただき、専門家に直接教えていただける貴重な機会でした。
免疫をあげるために『動物園』は本当
生後6か月~1歳くらいの間に動物園に行くといい、というのはよく聞く話ですが、「牛小屋に1日いるといいですよ。糞の中に免疫をあげる有効成分が入っているからなんです」とのこと。やっぱりそうなんですね~。牛小屋はなかなかないですが、天王寺動物園が近くて私たちはラッキーかも!?
ベビークリーム作りにチャレンジ!
その後、実際に日々開発をされている研究室に移動し、クリームを作らせていただきました。ビーカーを触るなんて、何年ぶりでしょうか。料理と違って、グラム単位なのでドキドキ…。ここでもスタッフそれぞれの性格が出ておもしろかったです。界面活性剤を使わず、また環境に放出されても影響のないものを使用されているとのことでした。
その後、スタッフ1名が恐怖(笑)の肌診断機を体験。結果を見ながら、分析をしてもらいました。
化粧品ジプシーになるのも当然かも…
「いまだに何か新しいものがでてくると、1年くらいかけて結論に達するようなことも多いです。『何がいいか』は技術者によっても違うし、それぞれの肌の特質や状態、さらには年齢によっても『合う化粧品』は変わってきます。肌のことをよりよく知って、本当に合う化粧品に出会っていただければなと思います」と聞き、化粧品を選ぶ難しさを改めて感じました。