2000年続く奈良の棚田でどろんこ体験
去年の5月頃、家族で田植えデビューしました
2000年続く奈良の棚田に、もち米の苗を植えます。
もちろん稲刈り、脱穀まで無農薬、手作業で。
昔の人はどんな気持ちでしてたんかな~
子どもが手伝うのは当たり前やったんやろうな~
歌でも歌いながらやってたんかな~
と、2000年前の人を思いながら。
さあまずは、泥の感触のいいこと!
3歳の息子とはよく泥あそびをするので、
そんな感じやろうと思っていたら大違い!
泥の質が違いますね!
ここで寝たいくらいの気持ちよさ!
この泥持って帰りたいと本気で思いました!(笑)
苗を植えるのは難しい…
さて作業はここから。苗を植えるのが意外に難しい。
チョンと置いただけでは浮いてくるし、深く入れすぎるとよくないし、
縦横均等に植えてもいかないといけないし、身体と頭が連動しない…。
全然進まんし、泥に足がはまるし、お尻は上げとかなあかんし、
腰は痛くなるし、想像以上に大変すぎた田植えデビューでした。
体験が何よりの財産に
でもバッタ、カエルの卵、おたまじゃくし、ヤゴなどに触れあえたことや、
毎日食べてるお米はこうやってできるねんで、と言葉だけでなく
一緒に体験できたことが何よりの財産でした。
体験してこそ誰かに伝えられる、誰かの思いがわかる、
色んなことを身体で感じてほしいと願う母より。
あ~それにしても自然の中にいると、なんでこんなに気持ちいいんやろ~。
怒ることもないし、心と身体が浄化される~。
ま、子どものためと見せかけて本当は私たち親が一番楽しんでるんやけどね~。(あこ)