あべのハルカス美術館で2017年12月2日から開催されている「ジブリの立体建造物展」のレポートです。
「ジブリの立体建造物展」開会式のようす
2017年12月1日(金)に「ジブリの立体建造物展」開催に先かげて
開会式があべのハルカス美術館にて実施されました。
オフィシャルサポーターのだいすけお兄さんこと横山だいすけさんも
駆けつけ、テープカットが盛大に行われました。
ジブリ作品が好きな大人も子どもも絶対に楽しめる展覧会!
ジブリの出発点となった「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで映画に出てきた建物、造形物、立体建造物などをメインに原画や背景美術、イメージボードなど約450点が惜しみなく展示されています。まさにスタジオジブリの歴史そのもの。
展覧会に行く前は「どうして建造物?」と不思議でした。ですが、ジブリアニメが「なんだか知っている気がする」「どこか懐かしい」気持ちにさせるのは、風景や建物が、現実の世界を緻密に観察した上で、その時代の生活や考証を細かく構築していった上で成り立っている、からだと気づきました。それがジブリ作品の魅力の1つにもなっているんですね。
こちらの展覧会、東京の江戸東京たてもの園からスタートし、韓国釜山、長野、愛知、熊本を周りあべのハルカス、そしておそらくフランスで最後、ということです。つまり国内で観られるのはあべのハルカス美術館が最後、ということになります。
たくさんの模型があり思わず触れたくなりますが、そこは子どもたちに美術館でのマナーを伝える絶好のチャンス!ぜひ親子でルールやマナーを守って美術館を楽しんでくださいね。(とても大きくて迫力のある油屋の模型。釜じいのボイラー室、どこにあるか親子で一緒に探してね。)
年齢とともに新たな楽しさも
今夏に「魔女の宅急便」でお父さん役として舞台に立たれていた横山だいすけさん。「ジブリ作品は見る年齢によって見方が変わりますね。例えばトトロは子どもの頃はワクワクしていたけれど大人になって見ると家族の温かさを感じるようになった」とおっしゃっていました。
たくさんの原画や模型を見て、もう一度違った目で映画を楽しみたいな、と思いました。小さな頃から慣れ親しんできたジブリ作品の世界を、遠い昔に感じたワクワクドキドキと一緒にぜひ楽しんでください♪(取材/まめご)
『ジブリの立体建造物展』
部分を見れば、全体が見える。
http://www.ytv.co.jp/ghibli2017/
■開催期間 / 2017年12月2日(土)– 2018年2月5日(月)
※休館日 12月11日(月)、1月1日(月・祝)
■開館時間 / 10:00~20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
■会場 / あべのハルカス美術館(あべのハルカス16階)
〒545-6090 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
■入場料 / 一 般 :1,500円 大学生・高校生:1,100円 中学生・小学生:500円
※未就学児童は無料
■一般お問合せ / 06-4399-9050(10:00-18:00 あべのハルカス美術館)
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一般:2,900円/大学・高校生:2,100円/中学・小学生:1000円