赤ちゃんや妊婦さんとふれあい、いのちの大切さを学ぶ
先日、息子の通う小学校の2年生のクラスで「いのちのわあべの」さんによるいのちのふれ合い授業が開催されたのでお手伝いとして参加してきました。
いのちのふれ合い授業とは、妊婦さんや赤ちゃんと触れ合う事で家族につながりや命の大切さを学ぶという授業で「いのち」について考えるきっかけを作ることを目的に実施されています。
授業ではどうやって命ができるのかという事を子どもにも分かりやすいようにお話があったり、お腹の中で赤ちゃんが大きくなっていく様子の説明があります。
子どもたちには黒い紙に針で穴を開けたものと豆が配られます。「お腹の中でいのちは最初は針の穴ぐらいの大きさで1ヶ月たったら豆の大きさになります」と説明を聞いて「ちっちゃー!」と子どもたちはびっくり。
産まれる時は誰が決めるのでしょう?という質問にはたくさんの子どもが「自分!」と答えていたのは驚きでした。
赤ちゃんやママとのふれあいの時間には、ねんねの赤ちゃんを抱っこさせてもらったり妊婦のお母さんのおなかに触らせてもらったり。恐る恐る妊婦さんのおなかに触る様子や、慣れない手つきながらも赤ちゃんを優しく丁寧にそして懸命に抱っこする様子が印象的でした。動き回る赤ちゃんとの触れ合いはなかなか大変で、膝の上に座らせるも嫌がって泣かれたり、ご機嫌が悪くなった赤ちゃんをあやしてみたり・・悪戦苦闘する子ども達の姿も微笑ましかったです。
子どもたちの感想は「あかちゃんって意外と重たい」「やわらかい」「あたたかい」などなど。息子も帰って来てから「赤ちゃんかわいかった」と話していました。
私自身も7年前、息子がお腹にいる妊娠10ヶ月の時、いのちのふれあい授業に妊婦として参加する予定がありました(日程が変更になって結局参加はできなかったのですが・・)その時のお腹の子が今こうして授業を受けている側に居るんだと思うと感慨深いものがありました。
こうして実際に赤ちゃんや妊婦さんに触れ合って温かさや重みを肌で感じることで、命の大切さを実感することができるとてもよい機会になったのではないかと思います。