東住吉区のママたちに聞きました!子育て&教育環境、ぶっちゃけどうですか?
阿倍野区を中心に、東住吉区や西成区など周辺エリアの子育て情報を発信している子育て情報紙「ままちっち」&ポータルサイト「codomoto.jp」。今回、東住吉区南田辺エリアへの転入を検討している子育て世代の方たちに、同エリアの子育て環境について教えてほしい!という依頼をいただきました。そこで同エリアで子育てをするママたちに集まっていただき、座談会を実施。子育て環境や教育環境について話を伺いました。
▲左から 平見さん、織田さん、風巻さん、川村さん(いずれも東住吉区在住)
―本日はありがとうございます。まずはお子さんの年齢と東住吉区在住歴を教えてください。
織田(以下:織):上が23歳下が19歳の2人です。いずれも田辺小、田辺中出身で、東住吉区には結婚後から25年住んでいます。
―こちらのエリアを選ばれた理由は?
織:職場が天王寺だったので、便利ながらも住環境として落ち着いたところを探していたんです。そんなときに知り合いから紹介されて。土地勘などは全くなかったんですが、後から人気のエリアだったことを知りました。
―ありがとうございます。平見さんはいかがですか?
平見(以下:平): 21歳から9歳まで6人の子どもがおり、東住吉区在住歴は22年かな。夫が地元で、田辺小学校、田辺中学校卒業で子どもたちも同じですね。
―2代続けてこちらのエリアなんですね。では風巻さんは?
風巻(以下:風):17歳と21歳で、私自身もこちらのエリア出身です。夫も私も南田辺小・田辺中出身です。
―ご家族全員、ですね。すごい!川村さんはいかがですか?
川村(以下:川):子どもは17歳、13歳、4歳の3人ですが、うちは夫も義父も南田辺小・田辺中出身なので、3代続いてですね。小学校の運動会の歌を3世代みんなで歌ったり。夫は南田辺愛がすごいです(笑)。
南田辺エリアの住環境
―皆さんもともとご実家があったり、子育てはずっとこちらで、なんですね。まずは住環境についてお伺いしたいのですが。
織:近くにさくら公園や小さな公園がありますし、長居公園もよく利用していましたね。長居公園はプールもありますし、あとは子どもたちが部活を始めてからは走りに行ったり、テニスコートを借りたりとか。
平:うちも長居公園はよく行ってました。植物園や自然史博物館も子どもは(市民は)無料なんでしょっちゅう。
川:そうそう。寒い時期なんかは子どもたちだけで自然史博物館にめっちゃ行ってましたね。友だちとしゃべりながら回れるからって (笑) 。
平:今はコロナ禍でイベントも少なくなってますけど、区民フェスティバルみたいな、地域のお店が出店してたりとか、昔ミニSLが来て乗せてもらったりとか。
―区民フェスティバル?
一同:通称「区フェス」。いつもすっごい人でしたね。
織:雪遊びできるとかもあったよね。9月かな?
平:そうそう。
風:競技場の中で子どもたち運動会みたいなんしてたり、私も走ったもん(笑)。
―スタジアムが使えるって地元の人ならではですね。
風:何も考えずに入ってたけどよく考えたらすごいことですよね。小学校のマラソン大会の時も最後あそこがゴールで。
川:私も高校のマラソン大会は競技場使ってました。クラブの合宿でも、スタジアムの下のユースホステルに泊まって。
平:トレーニングセンターもありますしね。そこで親子体操とかもあったので上の子2人は小さいとき連れて行ってましたね。
風:私も連れて行った~。
川:新しくできたヨドコウ桜スタジアムでリトミックとチアとかもありますよね。
風:下の子はサッカーしてたので、小学校が使えないときは長居公園で練習してましたね。このコロナ禍で娘はダイエット目的で歩きに行ったりも(笑)。
―買い物も便利ですよね。スーパーもいっぱいあるし、駒川商店街は八百屋さんだけでも3〜4軒ありますよね。
織:そうですね。お買い物するところは近くにいっぱいありますね。日頃はスーパーでも、お肉はお肉屋さん、とか。
平:商店街の有名なお肉屋さんね。いつも並んでますよね。
風:高級なお肉もあるし、普通のお肉もあるし、安いところもあるし。その時々で選べるっていうのがいいですね。
川:駒川商店街は時間あるときにゆっくり行く感じ。長いし、楽しいから。
―ずっと活気があっていいですよね。
織:区役所とか図書館とかも近いですしね。
風:図書館の裏に子ども・子育てプラザがあってよく遊びに連れて行ってました。雨の日は特に助かりましたね。
織:図書館で読み聞かせとかもしてたからよく行ってたな~。あとは子どもが高校や大学に行きだしたら、交通網がすごくありがたいなって。JRと近鉄、地下鉄も谷町線と御堂筋線と、どれかが止まってもどうにかして行けるので。それは本当に助かりますね。
織:天王寺も自転車で行けますし。
平:あとJR南田辺駅と鶴ヶ丘駅の駐輪場が無料なのも魅力(笑)。
小中学校などの教育環境について
―では続いて、小中学校や教育環境についてもお伺いしたいと思います。
川:私が育った地域はあんまり子ども会とか、地域の活動とかなかったんですけど、地域の方たちのスクラムがすごいなっていうのが私の印象。
―どういうところで感じます?
川:南田辺まつりって、南田辺小学校で8月に2日間するんですけど。
―2日間!?
平:すごいですよね。
川: 50円とか100円くらいの値段でくじ引きやってたり、食べ物もあるし。昔は花火もあがってましたよね。
風:矢倉も組んで盆踊りもあります。
川:それを地域の方が企画・運営してくださってるんですよね。
―PTAではなく?主は地域の方なんですね。
川:PTAは出店を1つ担当したりはしますけど、運営は地域の方ですね。
平:最後くじ引きもあってかなり盛大ですよね。田辺中学校の吹奏楽部が演奏したり。
―小学生だけじゃなくて中学生も参加するんですか?
川:地域の人誰でも参加できるので。中高生も同窓会みたいに参加してますね。
―卒業した子どもたちが運営側に回っていく感じですか?
川:夫がまさにそうです(笑)。
風:小・中学校の行事などで同級生と親同士として再会したりしてます。
川:でも地元の人が多いからと言って排他的な感じはなくって、後から入ってきても温かく迎えてくれれる雰囲気はありますね。
風:子ども会もけっこう活発で、町会の人とつながる機会があるので、何かあった時に子どもの顔を知ってもらってるっていうのはやっぱり安心なとこかな。
平:中学校では11月くらいに防災訓練があって、地域の人が来てくださって一緒に地域をまわりながら公衆電話や避難場所の位置を教えてもらうっていうのもありますね。
―中学校も地域とつながってるんですね。田辺中は今何クラスなんですか?
川:5クラスですね。
平:平均ずっと5クラスくらいです。
―田辺中は2つの小学校区から進学されるとのことですが、選択制でも人気だそうですね。
川:そうですね。離れた小学校から来ましたって子がいますね。
風:毎年いてはるね。
―勉強の内容だったり先生だったり、勉強に向かう環境はどうですか。
平:子どもたちはみんな真面目な印象ですね。
風:それはよく言いますね。娘も高校に行ってから田辺中の子は真面目やったし、みんな勉強しっかりやってたんやなって気づいたって。あと、高校で「私すごいできるんや!」って感じた友だちもいたようです。授業内容も簡単に感じる教科もあって、基礎学力がついてたんやなって。それを聞いて、中学校で勉強をきっちりさせてもらってたんだと感じました。中学校の定期テストも難しかったけど、高校入ってからのことを考えてくれていたのかな、と今となっては思います。
川:確かに中学校の時は周囲の勉強への姿勢がすごいから、必死に苦手なところを克服しよう、平均とれるようにがんばろうって勉強してましたね。だからといってギスギスしているわけではなく、(学校は)けっこうおっとりというか優しい感じの空気が流れてたんやな、とも娘が言ってました。
―学校全体が落ち着いてるんですね。
織:先生もけっこう熱心だった気がします。嫌いだった教科が先生のおかげで好きになったりとか。
平:些細なトラブルとかは、もちろんあると思うんですけど、あんまり大きな問題とは聞かないですね。
―部活動はどうですか?
平:もちろん顧問の先生によって変わったりはしますけど、うちの子が吹奏楽でいたときは賞をいただいたり…。
風:けっこう熱心ですよね、吹奏楽部。
平:楽器ごとに専門の先生がときどき外部から来てくださったりして、一気にみんなの実力が上がって生徒たちも楽しくなったんじゃないかな。
―地域での発表の場もあったりするんですか?
川:鶴ヶ丘スクエアという(鶴ヶ丘駅前の)イベントにも出てましたよね?
平:とにかく地域のイベントにはよく参加させてもらってる印象です。長居公園に楽器持って行って練習したり。
一同:吹いてるー。
平:恵まれた環境ですよね。
―長居公園なら中学校からすぐですもんね。他の部活はどうですか?
風:グラウンドも広いし、長居公園もあるし、環境はいいですよね。同時にいろんなクラブが活動できてますね。
風:娘に田辺中のいいところは?って聞いたら「職員室が2階にあって職員室出たらグラウンドがすごい見える」って。要はそこから先生たちも生徒の様子が見えるし、安全面がいいし開放感もあるし。
―子どもたちは地域や学校にとても愛着を持たれてるんですね。最後に田辺を好きな理由を1つしぼってあげるとしたら?
風:私はずっとここに住んでるので、安心感かな。世代間のつながりをひろげようって感覚はありますね。
川:夫が地域に関わらせてもらってることもあって、人の温かさや地域のつながりがすごいなーって思ってます。
―世代間の交流もあり、下町の良さが残ってるんですね。
織:やっぱり便利。なんでもあるし、かといって都会すぎず、長居公園走ってたら「ええとこ住んでるわ〜っ」ていつも思ってます(笑)。緑がいっぱいできれいに整備してくれてるから安心して遊べる。
平:確かに子どもの遊べる場所が少なくなってるって言われるけど、長居公園が近くにあっていつでも行けるのはいいかなって。
―皆さんありがとうございました!南田辺エリアでとても充実した子育てをされていることがわかりました。たくさんのご意見、ありがとうございました!
今回、座談会の会場としてご協力いただいたのは、2022年3月、南田辺に誕生する新築分譲マンション『グランエクシア南田辺』のコンセプトギャラリー。共有利用できるコワーキングルームをはじめ、スタジオキッチンや土間玄関のプランなど、さまざまな生活スタイルに寄り添ったプランがあるそうです。
座談会の後、コンセプトギャラリーとマンションサロンももちろん見学させていただきました。最新のマンション設備に触れ、ままちっちスタッフ含め、テンションは上がりっぱなし(笑)。
スタッフも含め全員が子育て真っ最中なので、細かなところまで「こういうところが大事!」「これ必要やねん」など、実感を持って見せていただきました!
協賛:グランエクシア南田辺
大阪市東住吉区南田辺5丁目14番1、14番3
公式URL https://www.minamitanabe28.com