初めまして！新しくコラムを書くことになりました加藤麻理子と言います。
私は阿倍野元町でTHE MARKETというお店をしていたり、くらしの風景というローカルメディアのディレクターをしていたり、Buy Localという活動を地域の仲間としています。
そして、私の一番の役目はお母さんです。５歳の娘と２歳の息子を持ち、みなさんと同じように子育てに奮闘している日々を送っています。

さて、みなさんは自分の住むまちが好きでしょうか？

このコラムでは「ローカル子育て」をテーマに、ローカル（ご近所）での日常を充実させれば、もっと子育てが楽しく、楽にもなっていくということをお話していきます。
このテーマを選んだ理由は、私はまちに関わる仕事をしていて、みなさんに役立つ情報をお届けできるだろうと思ったから。そして、私自身がローカルに軸足を移してから、子育てがぐっと楽に、楽しいものになったからに他なりません。

出産でがらりと変わったライフスタイル

今でこそ自分のまちでお店をしたり、地域に知り合いも多い私ですが、元々は大阪の外での仕事が多く、旅やお出かけが大好きなアクティブ派でした。そんな私は出産し、更に同じ年にTHE MARKETをオープン。仕事もプライベートも全ての拠点がこの地域になりました。
出産後はこれまでのスタイルが一変し、戸惑う日々でした。それでも、子育てしてこられたのは、同じく子育てするご近所の仲間やお店のみんな、そして地域とのつながりがあったからこそと言えます。

オンライン　VS　リアル（ローカル）

一方で時代はオンライン。SNSを始め、子育て情報やコミュニティもオンライン化していますが、子どもたちにとってはやっぱりリアルな世界がまだまだメインではないでしょうか。だからこそ、日常を過ごすご近所でのあり方や人間関係が子どもたちの経験、情緒にダイレクトにつながっているだろうと私は考えています。
ネットは便利ですし、たくさん活用してつながりも広げたらいい！でも、みなさんにはリアルなローカルのつながりの貴重さにも、ぜひ気付いてもらえたら嬉しいです。
さてさて、前置きが長くなりましたが、やっと本題に入ろうと思います。（笑）

地域で楽に、楽しく子育てする秘訣

私が行き着いた答えは３つあります。それは、情報に強くなること、居場所を見つけること、サポーターを得ることです。
初回ということで、具体的な話に入っていく前に、少しテストのような遊びをしたいと思います。みなさんが普段どれくらい、まちとのつながりがあるか？を次の10個の質問で確かめていきましょう。
気軽な気持ちでチェックしてみてください♪

（１）ワンオペでも子どもと一緒に気楽に行けるお店が近くにある

（２）ワンオペでも遊びながら長時間過ごせるお気に入りの場所が近くにある

（３）親子三世代で食事できるお店が近くにある

（４）子育てや自分のことを気楽に話せる友達が近所にいる

（５）子どもを預けたい！と思ったときに家族や保育園以外の場所が浮かぶ

（６）子どもを連れて（または預けて）身体を整えたり、運動できる場所がある

（７）食事作りを放棄したいときに、パッとテイクアウトや食事できるお店がある

（８）子どもと離れて（または一緒にいたとしても）自分に戻れる場所がある

（９）自転車やベビーカーでの移動時間を楽しむ自分だけの方法がある

（10）お店・習い事など近隣情報を得られるローカルメディアやインスタアカウントなどを知っている

８個以上：ローカル子育て実践者認定！
５個以上：いい感じ♪でも、もっと楽になるし、まだまだ楽しめます！
４個以下：ぜひローカルな視点を取り入れて、楽に子育てしましょう！

どうでしたか？もちろん、結果に良し悪しはありませんので安心してください。
実はこの項目は、普段子育てをする上でこんなところがあったらいいな、こんなときがしんどいよ！という望みや悩みをベースに作っています。（わたし調べ）

ということは、つまり、これらを自分のまちで叶えられたら、かなり楽になるし、楽しく過ごせるはずなのです。
そしてそれを叶えるキーワードが、先程あげた３つのこと。
繰り返しになりますが、情報に強くなること、居場所を見つけること、サポーターを得ることです。

次回からはこの３つを軸に、まちを知って遊んで、もっと楽しめるための具体的な方法をお伝えしていきたいと思っています。
これからどうぞよろしくお願い致します。
ご意見や感想も聴かせてもらえたらうれしいです♪

加藤麻理子（Instagram）
日常や気付いたことを綴っています。
https://www.instagram.com/woman_adventurer/