公開日:2017/03/31
新学年がスタートする春にあわせて、子どもに何か習いごとをさせようかしら…なんて考えるママ・パパも多いのでは。ピアノ、水泳、英語、体操、お勉強…子どもの『習いごと』はますます多様化しています。
選択肢が多くて嬉しい一方で「させたほうがいい?」「いつから始める?」「辞めたいと言った時はどうする?」など始める前もその後もママ・パパを悩ませることがしばしば。
そこで、小・中学生以上の先輩ママに経験談を聞いてみました。また、阿倍野から通える『こどもの習いごと」を6教室ご紹介しています。
先輩ママにも聞いてみました
「今も役に立っています」
(中1・小6・小1のママ)
中1の娘は、体操、そろばん、幼児教室、ピアノを習っていました。
体操は基本の動きを教えてくれるので、いろいろな運動に役立つし、厳しさの中に優しさもあり、けじめも教えてくれ、今でも通ってます。
そろばんは年長の秋から始めましたが、数の概念が分かるようになり、習っていない兄弟よりスムーズに算数が進みました。
幼児教室は、リトミックや歌でいろいろ教えてくれたり、月齢で何を家ですればいいかを教えてくれたので、運動面やしつけ面で参考にしてました。心の教育や、イメージや創造力も育ててくれるので、今も役に立ってると思います。
ピアノは子どもの希望で年中から。リズム感や、音感に役立ってると思います。小さいうちは、時間があるからあれもこれもさせたいし、興味はあったけど、お財布との相談でした。
「乗り越えると今では楽しんでいます」
(中1・小4のママ)
長女が6か月の頃にベビースイミングに。これは私自身の息抜きのために行きましたが、子どもがあまり喜んでなかったので1年で退会。 でも水遊びやプールは大好きだったので、プールにはときどき親子で行ってました。
ピアノは年中から続けていて、自分で毎日練習するようになるまでの2~3年は、声かけが本当に大変でした。が、そこを乗り越えると今では練習も習慣になり、楽しんである程度弾けるように。中学生になると忙しくなるので勉強や部活とどう両立するか、どこをゴールとするのか悩み中です。
長男は何もしたくないタイプだったので年長から幼稚園での週1サッカーだけでした。
習いごとではないかもしれませんが、小学校に入る前は、舞台を観に行ったり、田植えや稲刈りなどの自然体験系のプログラムにも家族でよく参加してました。小学校高学年になると子どもが忙しくなり、家族全員で、という機会が本当になくなるので、よかったと思います。
「子どもにとって何が大切か」
(小6・小4・小1のママ)
娘が習いたいと言ったので2歳から音楽教室に通わせていましたが、幼稚園入園をきっかけにやめました。
教室で眠たそうにしていたことと娘を朝も夕方も急かし、私が疲れたこと。娘が心から音楽をしたいと思ってるのか疑問に思い始めたのもありました。あと、私自身の「音楽が苦手」というコンプレックス解消のために習わせたいと思っていることに気がついたのもあります。
何度聞いても娘はやめたくないと言いましたが、娘には黙ってやめました。後で「本当はやめたかった」と言われ大変ショックでした。
逆にスイミングは8歳から始めて、一級になるまでは頑張ると自分で決めて休むことなく励んでいました。小学生になってからの習い事は先生の指示もよく理解できるように感じますが、幼児期はそうはいかないように思いました。幼児期の娘にとって夕方のゆったりとした時間は、一人で遊んだり兄弟と遊ぶ充実した時間だったんだなと思います。遊びを通して自分で気づいてやってみることの繰り返しで自発性や勤勉性が生まれるとも聞きました。お友だちがいろいろ習わせると焦るのですが、子どもにとって何が大切かを考えてから習いごとを選ぶべきだと実感しました。
「もう少し頑張らせることも大切」
(中2・小5のママ)
子どもが習いたいと言うからと、何でもかんでも始めるのではなく、生活の中で子どもの様子をみていて興味があることを親が見極めてアドバイスすることも必要だと思いました。
辞めたいと言い出したときはすぐにはやめさせず、もう少し頑張らせることも大切。
下の子はトランポリンを習っていますが、当初はあまりやる気がなく、つまらないということもしばしば。その度に、もう少し頑張ろうと声をかけていました。ある時自分だけがテストを受けず、認定のバッチをもらえていないことに気づいて急にやる気に。それから3年、今ではトランポリンに行くのが楽しみで仕方ないようです。
「子どもにあった先生に出会えた」
(小6・小3のママ)
幼稚園のころ、音楽教室のグループレッスンに通い始めました。でも周りのペースに合わせるのが大変で、練習もきちんしないとついていけないグループレッスンは娘には合わなかったようで。毎週レッスンの前日には絶叫して暴れまくる始末。やめていいよ、と声をかけても、娘は意地になり2年間は絶対やめない、と。2年の過程が終わったとき、「もう2度とピアノはさわらない!」とやめました。
それから3年後、妹が個人レッスンのピアノ教室に通うと「またやってみたい!」と習い始めました。
娘を理解し、娘のペースで進めてくれる先生に出会えて、今ではピアノの時間が週に一度のリラックスタイムとなっているようです。
阿倍野から通える『こどもの習いごと』教室のご紹介
同じ習いごとでも先生によって考え方や教え方も違えば、教室の雰囲気もさまざま。先生とお子さんの相性だってあります。最近は入会前に教室の見学や体験ができるところが多いよう。そんなことも利用しながらお子さんにぴったりの教室が見つかるといいですね。