今回は『抱っこひもの正しい着け方』と『ホントに泣き止むの!?刺さない小児はり体験会』の2部構成の講座でした。
【第1部講座】
『抱っこひもの正しい着け方』
抱っこ紐って重宝するものですが「痛くて長時間つけていられない…」「外した後の疲労感がすごい…」「正しく装着できているの?」と不満や不安を持つ方が多いのではないでしょうか。
今回は抱っこ紐の正しい装着の仕方を、ひとりひとり丁寧に解説していただきました。
ベルトの調整を終えたお母さんたち、口々に「子供が軽くなった!」「密着感がすごい!」と大喜び。
猫背気味だった姿勢も、背筋が伸びて明らかに綺麗に。子どもたちも、お母さんにピタ〜っとくっついて気持ちよさそうでした。
子連れスタッフもデモンストレーションとして調整していただきましたが、子どもとの密着感がなんとも気持ちいい…。1時間半の講座中ずっと抱っこしていましたが全然疲れませんでした。子どもにも負担が無いようで、いつもなら抱っこ紐で寝かせてもすぐ起きてしまうところが、気持ちよさそうに熟睡していました。
「なぜこの位置がいいのか」ということを丁寧に教えていただいたので、お子さんが成長したり、衣服の厚みが変わっても自分で調整することができます。
抱っこ紐を使う上でとても貴重なお話を聞けました!
【第2部講座】
『ホントに泣き止むの!?刺さない小児はり体験会』
小児はりと聞いて「子供に針を刺すの!?」と思う方は多いのではないでしょうか。
実際は針は使わず、痛いことは全くしない施術なんですよ。
今回は「夜泣き」を中心にお話をうかがいました。同じ夜泣きでも体質によってアプローチの仕方が変わるとのことで、東洋医学を基にしたチャートで体質を知るところから始まりました。
これがとても面白く、泣き方や普段の様子に沿って行った先にその子の体質が解説されてあり、「うちの子こういう所あるわ〜!」と納得のいくものでした。
体質がわかったところで、さっそく小児はり体験です。
痛いことや怖いことは全くありません。皮膚の上をコロコロ転がす器具だったり、トントンと軽くノックするような器具を使います。子どもからするとオモチャのように見えるので、体験中は上市先生とお子さんがただ遊んでいるだけのようにも見えました。
やっぱり施術は気持ちいいのか、はじめは「何これ?」と訝しんでいたお子さんが次第にニコニコご機嫌になっていったのには驚きました。
スプーンなど使ってご自宅でも気軽にケアしていくことができるので、親子のスキンシップにもなって一石二鳥だな〜と思いました。
先生はなんといっても3児の父。末のお子さんは1歳10ヶ月で、バリバリ子育て中なのです。
率先して育児をしているお父さんならではの子育てアドバイスや、お父さんのキモチなどもお話いただきました。お父さんにこそ聞いて欲しい講座だったかもしれません。